えん木浴の深部体温へのこだわり

体温の低さがあらゆる病気の原因になる!?

えんの木浴は深部体温を上げ、内臓、身体の奥までアプローチすることを重要視しています。
その理由のひとつは、深部体温を上げることにより、免疫機能の維持や向上、あらゆる病気へ打ち勝つ身体づくりに期待できるためです。
様々な方法で身体を温めることもでき、いわゆる温活は身体に良いとされていますが、肌表面の体温ではなく身体の深部の体温を上げれるかどうかこそが最も大切と考えています。
私たちがお客さまに提供したいのは、深部体温を上げることによる健康の促進と維持の実現です。

免疫向上
 
 

【関西医科大学監修】
木浴による深部体温の計測試験を実施

Deep body temperature in wood baths

免疫向上

えん発酵温熱木浴の医学顧問である関西医科大学監修のもと、えん独自に深部体温の測定試験を実施。入浴前と入浴中でどのような変化があるのかを試行しました。

▪️特定保守管理医療機器 深部モニタリングシステムによる計測。
「深部モニタリングシステム」は前額に貼付した温度センサーを加温し、被験者の深部温と温度平衡状態にすることにより、体表面から深部温を測定し深部温モニタリングシステムコントロールユニットに精確な深部温が表示される医療機器です。
▪️20代〜50代までの様々な年齢層の男女被験者に対して約2ヶ月間に及び計測試験を実施。
▪️深部体温を計測する専門の医療機器により入浴前、入浴中、入浴後を計測。

入浴前測定

入浴前、着服し安静にしていただいた状態にて深部体温を計測。

木浴入浴前:平均深部体温は37,12℃

ランダムに抽出した被験者での結果、入浴前の平均深部体温は37.12℃でした。
通常深部体温は皮膚体温よりも0.5℃〜1℃高く37.0℃前後に保たれているのですが、
本来、江戸時代までの日本人は深部ではなく通常の体温が平熱で37.0℃あったといわれています。
利便を追い求め近代的な生活や住環境、食環境など様々な要因により、私たちが普段普通と思っている体温ひとつをとっても現代人がいかに冷え、体温が下がっているのかが伺い知れます。

入浴中、入浴後測定

木浴でお客様に温まっていただく入浴時間は15分間になります。
検温では身体への負担が少ないよう入浴開始後、約8〜10分から計測し始め、約11〜13分頃の入浴中の深部体温を数値化しています。

結果:木浴中の平均深部体温は39.04℃

ランダムに抽出した被験者での結果、入浴中の平均深部体温は39.04℃でした。木浴は通常約15分の入浴である点、延長5分なども可能ですので、さらに深部体温は上がることが予想されます。

木浴で深部体温平均 約+2℃が可能!

Change in core body temperature +2℃

以下:関西医科大学による試験結果及び評価

木浴の深部体温

木浴の深部体温

※※発酵温熱木浴での数値になります。

計測評価

被験者の発酵温熱木浴(以下木浴)前と入浴中の深部体温を比較したところ、全ての被験者で入浴前と比べると入浴中で深部体温が上昇した(表1,図1)。
また、被験者の入浴前の深部体温の平均は37.12度、木浴入浴中の深部体温の平均は 39.04度であり、各被験者の入浴中と入浴前の深部体温の差の平均は1.92度であった(平均で 1.92度上昇した)(表1)。
この結果について、統計学的解析(対応のある2群のt検定)を行い、「木浴入浴が深部体温を上げる効果があるか?」について検討したところ、p < 0.001となり、統計学的に有意な差が認められた。従って、木浴入浴により深部体温が確かに上昇したといえる。

 
 

他温浴15分の入浴結果との違い

Difference from bathing results!
▪️サウナ(15分) → プラス0,5℃
▪️湯船(15分) → プラス1℃
▪️発酵温熱木浴(15分) → プラス2℃

一般的なサウナ15分で+o.5℃、約40℃の湯船15分で+1℃といわれる中、今回の実証結果から発酵温熱木浴が深部へ与える影響が明らかになりました。

深部体温+2℃による身体の変化とは?

Change in core body temperature +2℃

深部体温を上げることで身体の中で様々な変化が起こり、健康面に良い効果が期待できます。

免疫機能の強化

深部体温が2℃上がると、免疫機能が大幅に強化されます。
例えば深部体温が38℃以上になると、免疫細胞(特にT細胞やマクロファージ)の活動が最大で50%増加することが知られています。これにより、細菌やウイルスに対する抵抗力が高まり、感染症への防御力が強化されるといわれています。

基礎代謝の増加

深部体温が2℃上昇すると、基礎代謝がかなり高まります。
これはエネルギー消費を増加させ、脂肪の燃焼を促進するため太りにくい身体づくりやダイエット効果が望めます。
深部体温+2℃(38℃以上)で基礎代謝が約20%増加することが報告されています。これにより、1日に 100~200 kcal 以上のエネルギー消費が増える可能性があり、ダイエットや体重管理にプラスの影響を与えることが期待されます。

血行促進と酸素供給の改善

深部体温が2℃上昇すると、血管が拡張し、血液の流れが増加します。これにより、筋肉や臓器に酸素や栄養が供給されやすくなります。
筋肉や臓器に対する酸素供給が改善されると、疲労回復や運動パフォーマンスの向上が期待できます。

筋肉の柔軟性と痛みの緩和

温熱が筋肉をリラックスさせ、筋肉の柔軟性を高め、痛みを和らげる効果があります。筋肉や関節のこわばりをほぐし、痛みの緩和が期待できます。
筋肉の柔軟性が 10~20% 改善され、筋肉の緊張が和らぐことが知られています。これにより、肩こりや腰痛などの軽減が期待されます。

自律神経のバランス調整

深部体温が2℃上昇すると、自律神経のバランスが調整され、リラックス効果が得られます。副交感神経を優位にし、リラックス状態を促進します。
+2℃上昇することで、交感神経(精神的なストレスレベル)の活動が 20~30% 減少し、副交感神経(リラックスや回復を担当する)の活動が 40~50% 増加するといわれていいます。これにより、心拍数は 10~15拍/分 減少し、血圧も 10~15 mmHg 下がることがあります。結果として、リラックス感が得られ、ストレスが軽減されやすくなります。

血糖値の改善

深部体温が上がることで、インスリンの効きが良くなり、血糖値のコントロールが改善されることが期待されます。
深部体温が2℃上昇すると、インスリン感受性が 約30~40% 向上することがあります。これにより、食後の血糖値の上昇が抑制され、糖尿病の予防や改善に寄与する可能性があります。

老廃物の排出

発汗が促進され、体内の老廃物や毒素を排出する効果があり、体内の浄化が進みます。
深部体温が2℃上昇すると、発汗量が通常の2~3倍に増加することがあります。この増加した発汗によって、老廃物や余分な塩分、重金属などが体外に排出され、デトックス効果が高まります。

8. 精神的なリフレッシュと集中力の向上
適度な体温の上昇は、副交感神経を刺激し、リラックスや集中力を高める効果があります。これにより、ストレスが減少し、精神的な回復が促進されます。

 

疲れにくく病気に負けない身体へ

Towards a body that can withstand illness

体温の高さ=健康のバロメーター

免疫向上
木浴は、たった15 分で平均約+2°Cまで深部体温を上げることができます。
また木浴に入浴すると、その日はもちろんのこと次の日まで身体のポカポカが続きやすく、初めての感覚だとお客様にもよく驚かれます。
そして木浴を長期間続けていくことで、基礎体温のアップも期待できるため、冷え性や疲労の改善、免疫機能の向上などの体質改善にも役立ちます。
「冷えは万病の元」、治療には「手当」という言葉が使われますが、手のひらの暖かさを体に当て、伝えることで傷を癒すといわれております。
普段から体温の高い状態をキープできるようになると、自ずと疲れにくく病気に負けない身体へと体質改善していきます。

監修
関西医科大学
名誉教授 西山利正

1982年関西医科大学卒、1986年奈良県立医科大学大学院修了。同大学講師、奈良県衛生研究所総務課主幹などを経て2000年から関西医科大学主任教授。専門は渡航医学・熱帯医学・公衆衛生学。2007年8月に日本渡航医学会理事長に就任。2009年4月に関西医科大学附属図書館長に就任。2009年7月より国土交通省観光庁インバウンド医療観光に関する研究会委員。2024年4月より現職。
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